グラスコレクション No16 No17

写真1枚目は　大小2客のオールドバカラ　写真右の大きい方は　タンブラー　左の小さい方は　ウイスキーショント　だと思われます　シリーズ名は　リド　制作されたのは　1930年代前半あたりではないかと思います

逆三角形で　しかも足の無いこの形状のグラスは　他のメーカーを含めてみましても　あまり見当たらないのではないでしょうか　蔓草の様な模様が　バランスよく入っており　何となくスタイリッシュにも感じる作品名でございます

写真2枚目は　同じくオールドバカラで　制作年も　写真1と同世代ではないかと思います　何故ならば　写真1も写真2も　バカラのマークが見られないからであります　確かバカラのマークが入いるようになったのは　1936年からだったと記憶しております　シリーズ名は　ゴルフジュアン　でございます　形状は　ウイスキーショット　もしくは白ワインでございましょうか

リドと同様に　蔓草が美しく　下部のしなやかなラインが　掌で包んだ時にとても心地良く　可愛らしい感じのグラスでございます